2016年2月2日

ブリヂストン「EXTENZAチューブ」から漂う既視感の正体

始めに言うと、ブリジストンタイヤはサイクル用タイヤを作ったことが過去に一度も無い、というのが業界内での常識だ。

※ブリヂストンタイヤ=株式会社ブリヂストン

以前まで、いわゆるママチャリ用などの一般タイヤはIRC(井上ゴム工業)のOEM生産が多く、インドネシアが主な生産地であった。
それが最近ではCST(チェンシンタイヤ)への切り替えが進んでおり、上位グレードまでがほぼCSTの生産で、タイヤサイドにはMADE IN CHINAの表記がある。

よくある話で、自転車を買いに来たお客さんが

ブリヂストンの自転車は物が良いのよ、中国製は信用できないわ。特にタイヤメーカーなんだからタイヤは最高のハズよね

と、思わずツッコミたくなる会話は自転車店主なら誰でも耳にしたことがあるだろう。
もちろんこちらも商売なので否定などしないのだが、このようにブリヂストンブランドの持つイメージのチカラは素晴らしいご利益があるのだ。

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