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2015年10月20日

余裕を楽しむ大人のチタンバイク Panasonic「FXMKT1N」

各外車メーカーの新モデルの発表が一段落したあと、国産オーダー車の雄であるパナソニック「POS」がひっそりと動き出す。

よく業界ではパナソニックの発表は遅いと言われることがあるが、それは外車メーカーが早すぎるということでもあり、まるで雑誌の創刊のように、どこまで新年度モデルをフライングできるかを競っているほうが、本来はおかしな話なのである。

普段であれば、あまり変化しない、そして変化しないことが美徳とされるPOSにおいて、特筆して取り上げるような車種が少ないため、インプレ以外に記事を書こうという気にはならないのだが、今回の2016年モデルにおいて、ちょっと気を引いたバイクがあったため取り上げてみたい。

2015年9月1日

自転車パーツの消えかけたロゴを復活させる方法

自転車パーツには必ずと言っていいほどグレードのロゴが入っている。
中には中身はほぼ同じなのに、上級グレードだからという理由で価格にかなりの開きがあるパーツも存在する。
その場合、もはや上乗せ料金は「ロゴ」のためにあると思えるほどだ。

そのロゴが消えてしまったり、欠けてしまっては所有者としてはちょっと具合が悪い。
そこで活躍するのが、どこにでもある「コレ」

2015年8月4日

アルミニップルはどう違うのか?

フィクションサイクルのお店に良く遊びに来てくれる若いロード乗りの子が以前話してくれたのだが、フィクションサイクルの過去の記事にあった店長の独特の言い回しが仲間内でウケていたと言うのだ。
それを踏まえて今回はアルミニップルについて書きたい。

アルミニップルの最大のメリットは何と言ってもその軽さだ。
ブラスニップルに対して約1/3ほどの重量しかなく、さらにホイールの外周部分の軽量化に貢献する美味しいパーツである。

アルミニップルは各社から販売されており、種類が様々あるので迷ってしまうかもしれない。
しかし、“もう先に答え言っちゃうけど”、「DT Swiss」の一択だよね。

2014年9月14日

「スポーク長計算機」まとめ どのサイトが優れているのか?


今や完組みホイール全盛期で手組みホイールのシェアは「風前の灯」と言っていい。
フィクションサイクルが手組みホイールの終焉を予感したのは遡ること10年以上、あの名作ホイール「MAVIC KSYRIUM」を手にした瞬間だった。
完組みならではの自由な設計と、理想的なスポークレイアウト、そして高剛性リムを少ないスポークでハイテンションで張るという現在まで続く発想は、それまでの常識を簡単に打ち破るものだった。

はっきり言ってしまうと、性能において手組みホイールが完組みホイールに追いつく日は二度と来ないだろう。
乗り心地や、脚力に合わせたオーダーメイドなどの優位性といった考え方もあるだろうが、それは単に完組みホイールが高剛性、軽量を求める方向にあって融通が利きにくいためであって、それぞれの用途に合わせて最初からホイール全体を設計すれば、どんな乗り心地でも再現は可能だ。

まあしかしその発想は現実的では無いし、サポートカーが常に伴走している訳でもない我々一般ユーザーにとっては、緊急時のリペアなど、まだまだ完組みと手組みを両天秤にかける余地は残されている。
流石に数十万もする完組みホイールに真っ向勝負すれば厳しい面もあるが、手組みホイールだって廉価帯の完組みホイールくらいなら、チョイスと組み方次第ではそれを上回る能力だって発揮できるからだ。

ではその究極の手組みホイールを手にするためにはどうすればいいのか?

2012年7月29日

Beta(ベータ) 96Tシリーズ ヘックスレンチ





















Beta(ベータ)/イタリア
1923年創立。第一次世界大戦終了後鉄工所として創立され、1939年にプロ用手動工具ブランドとして商標「ベータ」を登録、工具メーカーとなる。1970年代前半には、ベータは、フォーミュラワン(F1)レースでモータースポーツ後援を始め、1975年オーストリアグランプリでオレンジ色のホィールを付けたマーチが優勝、自動車用工具メーカーとして知られる様になる。イタリアに生産工場は、Sovico、Castiglione d’Adda、Sulmonaの3拠点があり、販売は、フランス・グレートブリテン・ポーランド・中国・スペイン・オランダの6カ国に子会社がある。

Bata(英語)
http://www.beta-tools.com/beta/index_en.html
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A5%E5%85%B7%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

自転車の整備作業において、ヘックスレンチ(アーレンキー、六角レンチ)は絶対に欠かせないものだ。
特にスポーツ車ともなれば、ネジというネジはすべてヘックスといっても過言で無いほどの採用率を誇る。
(反対にまったく使用していないものに実用車、廉価版ママチャリ、伝統的アメリカ車などがある)
当然、工具の使用頻度としてもトップクラスであり、出来れば最良のものを用意したいという気持ちは自転車の作業に関わるものなら、誰もが持つだろう。

数あるヘックスレンチの中でも、評判がよく、自転車店でもよく使われているのがベータの96Tシリーズだ。
特徴的なのがオレンジ色の樹脂グリップだが、この絶妙な形と重さのバランスがなんとも言えず使いやすい。
また金属部分は先端約1センチのみ六角になっており、それ以外の部分は真円でかなり上等なメッキ処理がされている。
おそらくこれが他社との最大の違いであり、ベータが優秀とされている由縁であると思われる。

フィクションサイクルでも特に頻度の高い4、5、6mmはベータを中心に使用しており、5mmに関しては全工具中で一番使っていると言っても良い。

持ち手が大きくなる6mmは作業効率を考え、後ろ側をカットしている

しかし万能のように見えるBeta T96にも弱点がある。
それはいかにもイタリア製らしい、加工精度と耐久性の低さだ。
初期の段階では特に問題ないが、徐々にメッキが剥がれ、精度が落ちてくる。
個人の使用では問題ないが、業務での使用であれば、1年持たない可能性もある。

※フィクションサイクル店長は平日は毎日会社へ行っているため、使用頻度は個人の範囲となります。

比較用としてPB SWISS TOOLSのヘックスビットを用意した




















右:Beta T96 左:PB SWISS TOOLS(サイズはともに5mm)



















工具界の最高峰ともいえるPBの加工精度。
面取り加工に数段手間をかけていることが分かる。

右:PB SWISS TOOLS 左:Beta T96(サイズはともに5mm)



















Betaは先端のメッキが剥がれてしまっているが、それ以外のネジと接触していない部分でも、角が丸く処理されている。
一方PBはかなりの使用頻度にも関わらず、一切磨耗していない。

先端部分の測定



















メッキが剥がれた部分は4.9mmだった。
メッキ部分では5.0mmの数値であったため、測定器の小数点以下の誤差もあるが、0.1mm以上削れていると見て間違いないだろう。

それでは結果的にベータのヘックスを今後どうして行くのかと話になるが、おそらくこのままこのシリーズ使い続けると思う。
なんだかんだ言ったが、これ以上に馴染む工具は今のところ見つからない。
また金額にしても2~3千円程度なので、メッキがダメになったら交換するという方法で十分対応できるだろう。

さらにネット上で聞いたウワサだが、ここ最近のものは過去のものに比べて加工精度が上がっているらしい。
もし本当であれば、大いに期待するところだ。

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