2012年1月2日

CASIO 腕時計 MTP-1239DJ-2AJF

カシオの腕時計と言えば「Gショック」に代表されるような、
安くて高性能なデジタル時計というイメージが浮かぶのではないだろうか?
一部では「テロリストも御用達」とあまり嬉しくないキャッチフレーズも付いているようだが、実用的という意味では、なんとも日本らしい製品のひとつだということは間違いないだろう。

しかし「Gショック」は無骨なデジタル時計。
オフならともかく、社会人の普段使いとしてはやや厳しいところ。
数年前から高性能で高級仕上げの「オシアナス(OCEANUS)」が好評を博しているが、
あのちょっと派手目のクロノグラフがどうも・・・と言う人も実は多いのかもしれない。

そこで今回発見したのは、カシオの何の変哲もない3針アナログクオーツ時計の
「MTP-1239DJ-2AJF」だ。

なんと言っても高性能で安価というカシオの路線から外れることなく、
それなりの高級感が出ているところが最大の魅力と言える。
自転車で例えるなら、「アラヤのラレーを値段と雰囲気だけで購入したら、
フレームの仕上がりとパーツ構成があまりに良くてロードレースにも出れちゃいました^^」
くらいの素晴らしさがあると思う。

「MTP-1239DJ-2AJF」の評価

【良い点】
・安い、とにかく安い
・文字盤の仕上げが秀逸(特にブルー色)
・信頼の日本製ムーブメントで日差も数秒
・ベゼルの仕上げが美しい
・デイ&デイト表示(デイト(曜日)の表示は好みが分かれるが・・・)

【悪い点】
・ケースの研磨が甘い
・デイ&デイトの切り替わりがとてもモッサリ
・巻きブレスがズバリ安物そのもの
・ブレス(バンド)の調整が一般個人には不可能に近い

以上のように、ブレスに関してはかなり不満が残ってしまう結果となる。
とは言え数千円の時計として見れば、十分及第点である。

しかしながら致命的なのはブレスの調整だろう。
某大手通販サイトのレビューを見ればその不満がどの程度か分かる。
[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード MTP-1239DJ-2AJF メンズ

自転車乗りであれば、サークリッププライヤやHOZANチェーンプライヤがあればなんとかなるかもしれないが、
専用工具を使用しても硬いと思うことがあるので、やはり時計店に依頼するのが安全策だろうが、
せっかく安価に手に入れたのに調整に費用を掛けるのがもったいないと思うのが人の心というもの。
そこで、ブレスの不満を一気に解決する方法を考えてみた。
革ベルトへの交換だ。

自転車もそうだが、パーツが気に入らなければ交換するという手法が、腕時計のベルトには適応できる。


革ベルト交換でオリジナル仕様に

通常1mm刻みで交換用ベルトが販売されているので好きなものをチョイスすると良いと思う。
この時計に関して言えば、カン幅が「約19.5mm」という微妙なサイズなので、
19mmか20mmのどちらかを選べばまぁ問題ないだろう。

茶色と青色で迷ったがせっかくなので青色をチョイス

「MTP-1239DJ-2AJF」+「革ベルト青色20mm」


今思えば光沢のあるクロコ型押しなどにしておけばもう少し高級感が出たかもしれないが、
近所の某家電量販手では20mmの青色は一種類だけしかなかったので仕方がない。

今回も自転車とは何の関係もない話となってしまったが、
たまには違う腕時計をするのも、気分が変わって良いものだと思う。



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3 件のコメント:

  1. 電池交換をして裏蓋を閉めようとしたのですが、閉まりません。どの様にしたらいいですか?

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    返信
    1. 残念ながら専門家ではないので適切なアドバイスはできません。
      http://tencho.air-nifty.com/blog/2007/02/post_12e0.html
      こちらのブログあたりを参考にしてみてください。

      削除
    2. なるほど!こうやれば良かったんですね。ペンチでやってしまって、ボコボコなってしまいました…
      青の革ベルトかっこいいですね!冬にでもやって見たいと思います。
      回答ありがとうございましたm(_ _)m

      削除

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