1970年代の古いレーサーがほぼ未走行の状態で、とある倉庫から発見された。
約40年の時を経たその車体は、一見すると朽ち果てたかのように見えたが、
構成パーツはすべて当時の一流品。
とりあえず再生を決意して、手始めにRハブをオーバーホールすることに。
詳細な年式は不明ながら、以下の特徴より70年台初期の「HS-831」で間違いないと思われる。・ 5S
・ OLD:120mm
・ クイックレリーズのノブの形状(未撮影)
シェルのバフ掛けとグリスアップ
右端に見えるアルミスペーサーの溝が一つ(4.5mm)なら5S、二つ(10.5mm)なら6S用
グリスホール
初期のDURA-ACEのハブはマイナーチェンジのみで複数の品番が存在しており、
販売時期もも70年代前半~80年代後半と幅が広いため、詳細を特定するのは難しい。
このあとの7200系の発売までには以下のような品番がある。
・ HS-831/H-831(ラージ)
・ HA-100 / HA-200(ラージ)
・ HB-7110 / HB-7120(ラージ)
なお、当時はDURA-ACEのロゴがシェル本体には一切記されておらず、
サイド面のダストキャップにのみ刻印がされている。
スペック(海外サイト)
http://www.velobase.com/ViewComponent.aspx?ID=2fa72460-a435-44fe-87cf-35b1fba54611
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