『自転車に乗らず「見た目」だけでインプレ記事は書けるのか?』
この内容の記事を書いて早4年が経過。
ふとツイッターのタイムラインを眺めているとスチールのオーダーフレームの完成を報告するオーナーがアップした写真に目が留まった。
大手のマスプロメーカーが市販するロードバイクであればカタログやジオメトリーなどからある程度その素性を推し量ることは容易だ。
しかしこれは世界に1台しか存在しないハンドメイドのオーダーバイク。
もちろんオーナーと直接面識があるわけでもなく、自転車とその乗り手の両方が深い霧に包まれた中、わずかに見えるヒントをつなぎ合わせて試乗インプレッションを行うことは果たして可能なのか?
その難題に挑むべく、今回は前回と同様に自転車インプレッションのスペシャリスト、大石&菊池ペアにご登場いただいた。