2015年10月31日

TIOGAコクーンはグレーな商品?輪行袋の賛否

自転車の楽しみ方のひとつとして、電車と自転車を組み合わせた「輪行」という手段がある。
目的地までは電車などの公共交通機関を利用し、そこから自転車でスタートするというものだ。

その歴史において、古くは競輪選手が遠征試合の時に、行っていた行為が広く一般に浸透したものであり、実は輪行という言葉の語源は、読んで字の通り、「自転車で走って行く→輪で行く」という自走を差したものだと言われている。

鉄道による輪行の歴史かつて、交通機関として自転車と電車は競合するとして、競技の道具と明確化できるアマチュア登録選手、競輪選手にしか輪行が許可されなかったが、日本サイクリング協会が「趣味としてのサイクリング用」として認知させることで一般サイクリストにも道を拓いた。許可制だった当時は、日本サイクリング協会会員のみの許可(会員証提示)、更に帆布製の輪行袋を使用する事が義務づけられていた。その後、会員証提示の廃止を経て、運輸省(当時)からの通達を受け、1999年1月1日以降、JRと営団地下鉄(現東京メトロ)については、手荷物料金が不要となり、自転車を無料で持ち込めるようになった。一方で、私鉄は、手荷物料金が必要な事業者と無料の事業者に対応が分かれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/輪行

2015年10月24日

今ベトナムで日本の中古電動アシスト自転車が熱い

最近気が付いたことがある。
このフィクションサイクルをリアル(現実世界)で知っている人から、「よく読んでますよ、あの記事面白かったです」と応援の声を頂くのだが、そのほとんどが自転車店店主などの、いわゆる身内の人間だ。

つまり自転車店が個人に情報発信しているというより、自転車店が自転車店に「あるあるネタ」を提供しているような感じでもある。

ということで、今回もこれまた一般人にはまったく関係の無さそうな話をしてみたい。

2015年10月20日

余裕を楽しむ大人のチタンバイク Panasonic「FXMKT1N」

各外車メーカーの新モデルの発表が一段落したあと、国産オーダー車の雄であるパナソニック「POS」がひっそりと動き出す。

よく業界ではパナソニックの発表は遅いと言われることがあるが、それは外車メーカーが早すぎるということでもあり、まるで雑誌の創刊のように、どこまで新年度モデルをフライングできるかを競っているほうが、本来はおかしな話なのである。

普段であれば、あまり変化しない、そして変化しないことが美徳とされるPOSにおいて、特筆して取り上げるような車種が少ないため、インプレ以外に記事を書こうという気にはならないのだが、今回の2016年モデルにおいて、ちょっと気を引いたバイクがあったため取り上げてみたい。

2015年10月19日

「ロードバイクとトンカツ」未知との遭遇レビュー

これまでに何台の自転車が、どれほどのライダーによってインプレ文が書かれてきただろうか?
今回のインプレはどこまで自然に、違和感無く、「とんかつ化」していくかをフィクションサイクル的な視点で迫っていきたい。

実は昨年のGDRメテオのデビューに合わせ、フィクションサイクルでもインプレバイクを借り受けていたのだが、諸事情で記事の作成が延期してしまい、もはやメテオに関する情報はホットなものではなくなってしまった。
そんな時、とある惣菜屋からこんな話を聞いた。
うちはトンカツが売れ残ったら、次の日にはカツ丼にしちゃうよ。卵とじすれば分からないし。この残ったとんかつは『アニキ』って呼ぶんだ

これをヒントに考えたのが、古くなった書きかけのレビューの再利用だ。
どう活かすかを考えたが、惣菜屋に敬意を払い、やはりトンカツネタでいくのがセオリーだろう。

なお、本来は「とんかつ」と表記するべきではあるが、文章内での読みやすさを考慮しカタカナで「トンカツ」としている。

※本当にメテオのレビューだけが読みたい方はご遠慮ください。まともな答えはありません

日本を代表するカーボンフレームメーカーの「GRAPHITE DESIGN」
ゴルフシャフトで有名な彼らが自転車フレームに参入したのはわずか8年前のこと。
この短い歴史の中で次々とタイトルを獲得してきた「名車」たちはどのような進化を遂げてきたのか、今回は2014年の4月にリリースされた「METEOR」と従来の「METEOR speed」の2台の乗り比べインプレ試乗を行ってみたいと思う。

2015年10月17日

【最新2016】 パナソニック2016年通学自転車カタログ

国内2位メーカーのパナソニックの通学自転車カタログがブリヂストンに続いて公開された。
内容的には、一部の新商品を除き、2015年からのラインナップを継承するカタチだが、ブリヂストンに見受けられた国内生産への回帰がこちらでも行われるようだ。

やはり各メーカーともに円安の影響は深刻な問題のようで、海外生産でのメリット希薄化によって、日本製の高付加価値商品が追加されたが、これは同時に最低価格ラインのボトムアップを意味し、カタログ最低価格帯のアーネストUにおいても5000円、比率にして約20%程度の値上げが実施されている。
これは簡単な理由であり、為替レートが昨年10月で1ドル108円だったところから、今期の最大値1ドル130円前後(前年比120%)のさらなる円安加速を予期したからだろう。


2015年10月3日

【最新2016】 ブリヂストン2016年通学自転車カタログ

いよいよ発表された国内メーカーの2016年モデル。
為替の影響による価格アップがどこまで抑えられるかが注目されていたが、まあまあ想定内といったところだろう。

先ほど冒頭で「いよいよ発表」という言い方をしたが、正式にプレスリリースされた情報なのかを実はまだ確認していないため、もしかしたらフライングかもしれないが、すでにカタログが出回っているのだがら、そういうことなのだろうと解釈している。

今回の目玉はなんといっても、日本国内に生産ラインを持つ強みを前面に打ち出した「上尾式フレーム」だ。
知っている人間からすれば、当たり前過ぎて困惑してしまうかもしれないが、中国製品が市場に蔓延した現代では、マイノリティとなってしまった純国産自転車の付加価値は非常に高い。

上尾式というのは、ブリヂストンのお家芸であるダイキャスト方式で生産されたフレームのことを指すのだが、これは最新技術の登場という意味ではなく、60年以上も続いている日本の伝統技術を再度アピールすることにより、商品価値を高めようといった販売戦略的な部分が大きいのだろう。

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