2015年12月22日

メリダ2016モデル「SCULTURA TEAM」が良い理由


TEAM LAMPRE-MERIDA が採用するCF4 lite MC フレームを搭載したレプリカモデル
チームからの要望により作られたオールラウンドなパフォーマンスを実現するSCULTURA CF4 lite MCフレームを採用。Shimano Dura-Ace やFulcrum Racing Zero Carbon など選手が乗るバイクと同じスペックで組み上げ、軽量、エアロ、剛性、快適性のすべてにおいてチーム基準を満たしたプロレーシングモデル。

個人的な意見だが、2016年メリダラインナップの中でもっとも輝いているモデルがこの「SCULTURA TEAM」だ。
そのフレームセット単体発売が¥269,000(税抜き)という、ホンモノのレース機材としては圧倒的破格で登場したのだから、触手が動かないわけがない。

ということで現在フィクションサイクルの店頭に入荷しているので、気になる人は手に取って確認して欲しい。

2015年11月24日

こんなにも違う?ご当地「防犯登録」の種類

自転車を購入した際に行う防犯登録。
以前は任意であったが、1994年からは利用者の義務となっており、認知とともに市場への普及も深く浸透してきたように感じている。

しかし、防犯登録というものは、各都道府県の公安委員会が独自の規定に基づき運営されており、県別でその内容は若干異なることはあまり知られていない。

とは言っても、防犯登録自体の目的は共通化されており、一般の消費者が心配するようなことはひとつも無い。

防犯登録とは、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律第12条に基づき、自転車の利用者に対し行うことが義務付けられている制度(システム)である。その内容としては、都道府県ごとに指定された団体が、主に自転車の盗難防止を目的として、自転車の利用者に対して行う自転車の登録、そしてその登録に関わるものである。また、防犯登録によって交付され、自転車に貼るステッカーのことをさす場合もある。
目的
自転車の盗難防止であるが、その性格から、不法駐輪への取り締まり、駐輪場利用登録の要件等、自転車の所有者を明確にする目的で様々に利用されている。 登録者にはステッカーが交付され、それをフレームの目立つ場所に貼る事になっているが、義務である「登録」がステッカーの貼付を含むかについては曖昧である。 放置自転車や自転車泥棒の防止として期待されている一方、自転車がまだ高額商品であった時代の制度をほぼ引き継いでおり、実情に即していない面も多い。

ユーザーにとっての県別の差異で直接影響をもたらすものとしては

・防犯登録の有効期限の違い(5・7・8・10・1220年・期限なし)
・登録に必要な費用の違い(500円、515円、525円、600円、616円
・防犯登録を行える機関の違い(警察署や防犯協会での登録可否)

この3点になるのだが、自転車店でも他県の防犯登録など興味がないため、全国一律のシステムだと思い込んでいる人間も多く、間違った対応をされることや、他県の防犯登録をしてある自転車の処理などを嫌がる店もあるので、自衛手段として知っていて損はないだろう。

2015年11月13日

「WIAWIS」サイクルモード2015最大の衝撃


WIAWISという自転車メーカーをご存知だろうか?
おそらく日本でこの名前を聞いてピンとくる人間は皆無に近いはずだ。

WIAWISは2014年に自転車界に進出した新興ブランドであり、驚くべきは韓国メーカーであるところに尽きるだろう。
なぜ驚くかといえば、韓国は近年では自転車大国の樹立を目指して国家主導で普及活動を推進しているものの、それこそ10年ほど前までは、自転車の文化らしいものは一般層にまったく浸透しておらず、そこからわずかな年月で自転車メーカーが誕生するとは夢にも思っていなかったからだ。
さらに特筆すべきは、彼らが「MADE IN KOREA」と大きな表記で韓国産をアピールしているところでもあるだろう。

ここまで誇らしくデザインされた生産地表記がかつて一度でもあっただろうか。

ちなみにブランド名でもある「WIAWIS」とは、
WIA (Winning Action) 勝利の行動+WIS (Winning Spirit) 勝利の精神
を合わせた造語だ。

英語圏では「ウィアウィズ」と読まれることが多いようだが、本国では「ウィアウィス」と最後のSは濁らない。
ハングルで書いた場合は「위아위스(Wi+A+Wi+Su」)となり、「ス」の音が強調される。

日本国内でもオフィシャルがカタカナで表記する場合は、「ウィアウィス」で統一されているようだ。

2015年11月10日

まさかのパナソニック製ユニットを採用したブリヂストンの狙い

自転車界最大のイベントである「サイクルモード2015」が終了し、ようやく2016モデルをじっくり考察できる時間的余裕が生まれてきた。

10月あたりから各社の動向をチェックしていたのだが、ヤマハの「YPJ-R」などの大型ニュースに気を取られて、BSの廉価帯電動の意外な展開について、すっかり抜け落ちていたので取り上げてみたい。

2015年10月31日

TIOGAコクーンはグレーな商品?輪行袋の賛否

自転車の楽しみ方のひとつとして、電車と自転車を組み合わせた「輪行」という手段がある。
目的地までは電車などの公共交通機関を利用し、そこから自転車でスタートするというものだ。

その歴史において、古くは競輪選手が遠征試合の時に、行っていた行為が広く一般に浸透したものであり、実は輪行という言葉の語源は、読んで字の通り、「自転車で走って行く→輪で行く」という自走を差したものだと言われている。

鉄道による輪行の歴史かつて、交通機関として自転車と電車は競合するとして、競技の道具と明確化できるアマチュア登録選手、競輪選手にしか輪行が許可されなかったが、日本サイクリング協会が「趣味としてのサイクリング用」として認知させることで一般サイクリストにも道を拓いた。許可制だった当時は、日本サイクリング協会会員のみの許可(会員証提示)、更に帆布製の輪行袋を使用する事が義務づけられていた。その後、会員証提示の廃止を経て、運輸省(当時)からの通達を受け、1999年1月1日以降、JRと営団地下鉄(現東京メトロ)については、手荷物料金が不要となり、自転車を無料で持ち込めるようになった。一方で、私鉄は、手荷物料金が必要な事業者と無料の事業者に対応が分かれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/輪行

2015年10月24日

今ベトナムで日本の中古電動アシスト自転車が熱い

最近気が付いたことがある。
このフィクションサイクルをリアル(現実世界)で知っている人から、「よく読んでますよ、あの記事面白かったです」と応援の声を頂くのだが、そのほとんどが自転車店店主などの、いわゆる身内の人間だ。

つまり自転車店が個人に情報発信しているというより、自転車店が自転車店に「あるあるネタ」を提供しているような感じでもある。

ということで、今回もこれまた一般人にはまったく関係の無さそうな話をしてみたい。

2015年10月20日

余裕を楽しむ大人のチタンバイク Panasonic「FXMKT1N」

各外車メーカーの新モデルの発表が一段落したあと、国産オーダー車の雄であるパナソニック「POS」がひっそりと動き出す。

よく業界ではパナソニックの発表は遅いと言われることがあるが、それは外車メーカーが早すぎるということでもあり、まるで雑誌の創刊のように、どこまで新年度モデルをフライングできるかを競っているほうが、本来はおかしな話なのである。

普段であれば、あまり変化しない、そして変化しないことが美徳とされるPOSにおいて、特筆して取り上げるような車種が少ないため、インプレ以外に記事を書こうという気にはならないのだが、今回の2016年モデルにおいて、ちょっと気を引いたバイクがあったため取り上げてみたい。

2015年10月19日

「ロードバイクとトンカツ」未知との遭遇レビュー

これまでに何台の自転車が、どれほどのライダーによってインプレ文が書かれてきただろうか?
今回のインプレはどこまで自然に、違和感無く、「とんかつ化」していくかをフィクションサイクル的な視点で迫っていきたい。

実は昨年のGDRメテオのデビューに合わせ、フィクションサイクルでもインプレバイクを借り受けていたのだが、諸事情で記事の作成が延期してしまい、もはやメテオに関する情報はホットなものではなくなってしまった。
そんな時、とある惣菜屋からこんな話を聞いた。
うちはトンカツが売れ残ったら、次の日にはカツ丼にしちゃうよ。卵とじすれば分からないし。この残ったとんかつは『アニキ』って呼ぶんだ

これをヒントに考えたのが、古くなった書きかけのレビューの再利用だ。
どう活かすかを考えたが、惣菜屋に敬意を払い、やはりトンカツネタでいくのがセオリーだろう。

なお、本来は「とんかつ」と表記するべきではあるが、文章内での読みやすさを考慮しカタカナで「トンカツ」としている。

※本当にメテオのレビューだけが読みたい方はご遠慮ください。まともな答えはありません

日本を代表するカーボンフレームメーカーの「GRAPHITE DESIGN」
ゴルフシャフトで有名な彼らが自転車フレームに参入したのはわずか8年前のこと。
この短い歴史の中で次々とタイトルを獲得してきた「名車」たちはどのような進化を遂げてきたのか、今回は2014年の4月にリリースされた「METEOR」と従来の「METEOR speed」の2台の乗り比べインプレ試乗を行ってみたいと思う。

2015年10月17日

【最新2016】 パナソニック2016年通学自転車カタログ

国内2位メーカーのパナソニックの通学自転車カタログがブリヂストンに続いて公開された。
内容的には、一部の新商品を除き、2015年からのラインナップを継承するカタチだが、ブリヂストンに見受けられた国内生産への回帰がこちらでも行われるようだ。

やはり各メーカーともに円安の影響は深刻な問題のようで、海外生産でのメリット希薄化によって、日本製の高付加価値商品が追加されたが、これは同時に最低価格ラインのボトムアップを意味し、カタログ最低価格帯のアーネストUにおいても5000円、比率にして約20%程度の値上げが実施されている。
これは簡単な理由であり、為替レートが昨年10月で1ドル108円だったところから、今期の最大値1ドル130円前後(前年比120%)のさらなる円安加速を予期したからだろう。


2015年10月3日

【最新2016】 ブリヂストン2016年通学自転車カタログ

いよいよ発表された国内メーカーの2016年モデル。
為替の影響による価格アップがどこまで抑えられるかが注目されていたが、まあまあ想定内といったところだろう。

先ほど冒頭で「いよいよ発表」という言い方をしたが、正式にプレスリリースされた情報なのかを実はまだ確認していないため、もしかしたらフライングかもしれないが、すでにカタログが出回っているのだがら、そういうことなのだろうと解釈している。

今回の目玉はなんといっても、日本国内に生産ラインを持つ強みを前面に打ち出した「上尾式フレーム」だ。
知っている人間からすれば、当たり前過ぎて困惑してしまうかもしれないが、中国製品が市場に蔓延した現代では、マイノリティとなってしまった純国産自転車の付加価値は非常に高い。

上尾式というのは、ブリヂストンのお家芸であるダイキャスト方式で生産されたフレームのことを指すのだが、これは最新技術の登場という意味ではなく、60年以上も続いている日本の伝統技術を再度アピールすることにより、商品価値を高めようといった販売戦略的な部分が大きいのだろう。

2015年9月3日

フィクションサイクル店舗改装のご案内


このたびフィクションサイクルのサイトはリニューアル向けて改装作業に入ります。
つきましては一時的にレイアウトが崩れたり、文字が読みづらくなったりすると思いますが、何卒ご了承頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

【工期】
2015年9月3日~完了未定


2015年9月1日

自転車パーツの消えかけたロゴを復活させる方法

自転車パーツには必ずと言っていいほどグレードのロゴが入っている。
中には中身はほぼ同じなのに、上級グレードだからという理由で価格にかなりの開きがあるパーツも存在する。
その場合、もはや上乗せ料金は「ロゴ」のためにあると思えるほどだ。

そのロゴが消えてしまったり、欠けてしまっては所有者としてはちょっと具合が悪い。
そこで活躍するのが、どこにでもある「コレ」

2015年8月31日

電動アシスト自転車のユニットを簡単にカスタムする方法

電動アシスト自転車のスポーツタイプは一般車・・・いわゆるママチャリ型とケースを共用しており、お世辞にもスポーティとは言い難い。

しかし普通のロードレーサーなどと違って、全てが専用パーツで構成されている電動アシスト自転車のユニットはどう手を付けていいのか、やり手のショップでもこればっかりは悩ましい問題である。

よくある手段として、チェーンケースカバーを外して、クランクをMTB用4アームに交換、バッシュガードを取り付けるというものだが、MTB用クランクはQファクターが広く、倒しこむだけですぐペダルを擦るようになるため、万人にオススメできるチューンナップではない。

※電動アシスト自転車におけるQファクター問題は後日


そこで今回紹介したいのが、数百円で“それっぽい”雰囲気が作れるこちらのパーツだ。

2015年8月26日

SHIMANOの意欲的サングラス「CE-S22X」レビュー

自転車乗りにとって、サングラスはマストアイテムだ。
機材は求める性能によって人それぞれ向かう方向がまったく違うが、サングラスはその時の流行など、どの自転車競技やタウンユースにおいても、ある程度は共通した商品に人気が集まりやすい。

特にファッションアイテムとしての意味合いの強いサングラスは、有名人やプロ選手の使用がそのまま市場に反映しやすいため、歴代の流行サングラスも、それ単体を見るだけで使用していた選手が思い浮かぶのではないだろうか?

2015年8月9日

Panasonic「ハリヤ」を700cロードレーサーにしてみよう

MTBスタイルの電動アシスト自転車「ハリヤ」
パーツ構成が一般のMTBに近いため、フロントフォークの差し替えやホイールの変更など、カスタムにおいても人気の高い1台だ。

フィクションサイクルでも10年前から電動アシストバイクのスポーツユーズを提案してきたが、日本国内ではその兆しはあまり見られず、カスタムと言っても自分好みのカラーパーツを取り付けたり、高級なパーツにアップグレードしたり、はたまた禁断のギヤ比変更でアシストの速度域を上げたりという内容がほとんどだ。

こう言っては失礼だが、俗に言う魔改造違法改造の類というものは、ほとんどが自己満足や、あるいは極狭い範囲でのコミュニティー内での盛り上がりだけで完結してしまい、世間の幅広い層から評価を受けることは少ない。

2015年8月7日

ICAN 「50Cカーボンホイール」実走インプレッション

世の中に50mmハイトのカーボンホイールはどのくらいの種類があるだろうか。
DURAのC50、MAVICのコスミック、フルクラムのレーシングスピード、そしてカンパのボーラ・・・
数えだしたらキリが無いほどのホイールが存在する、まさにディープリムの王道、50mmハイトカテゴリーである。

その中でも今回インプレを行うのは、いわゆる中華カーボンと揶揄される中国ブランドの中国製ホイール、ICANの「50C」だ。
なぜこの正体不明のホイールのインプレに挑むのかと疑問に思うかもしれないが、今や中国のカーボン製造の技術レベルは非常に高く成長しており、たかが中国製と甘く見てはいられなくなって来たからだ。

フィクションサイクルでは、この格安中国製ホイールがどの程度のものなのか確かめるため、わざわざ現地からホイールを取り寄せてみた。


2015年8月4日

アルミニップルはどう違うのか?

フィクションサイクルのお店に良く遊びに来てくれる若いロード乗りの子が以前話してくれたのだが、フィクションサイクルの過去の記事にあった店長の独特の言い回しが仲間内でウケていたと言うのだ。
それを踏まえて今回はアルミニップルについて書きたい。

アルミニップルの最大のメリットは何と言ってもその軽さだ。
ブラスニップルに対して約1/3ほどの重量しかなく、さらにホイールの外周部分の軽量化に貢献する美味しいパーツである。

アルミニップルは各社から販売されており、種類が様々あるので迷ってしまうかもしれない。
しかし、“もう先に答え言っちゃうけど”、「DT Swiss」の一択だよね。

2015年8月2日

ICAN 50mmハイトカーボンクリンチャー 50Cの身体測定

フィクションサイクル店長は実はかなりのカーボンディープホイールマニアである。
それこそ、今や知る人も少ない日石カーボンホイールに始まり、コリマやジップを使用してきたが、実はカーボンディープであまり良いタイムを出したことがない。

これはもちろんトラック競技での話ではあるのだが、「計測して軽ければそれで良いと言うわけではない、重いほうが速いこともある」
という助言を受け、機材の変更をおこなったことがある。
1000mTTで競輪学校合格者の平均タイムとされる1分12秒の壁を初めて乗り越えた時の装備は、当時でも激重と言われていた、「カムシン+シャマル」の組み合わせだった。
(※昔のアルミシャマル+カムシンディスク)

今でもその印象が強く残っているため、ホイールには用途ごとのマッチングに加え、重量バランスも重要なファクターであると考えている。

重量バランスについては次の動画が参考になる。

これはユーロバイクでのブースの様子らしい。
二つの車輪は同じ質量で、違うのは重量物が外周部寄りにあるか、それとも中心軸寄りにあるかだ。
このギミックの作者の意図は
「同じ重量に見えるホイールでも内容によって性能が大きく違うから、カタログのトータル重量だけで判断しちゃダメだよ」
といったところだろう。

2015年7月31日

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その③

いよいよ注文から発送の流れになってくるが、正直どのようなモノが送られてくるか、怖くもあり楽しみでもあるのが中国からの通販の醍醐味である。

前々回
カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その①
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon.html
前回
カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その②
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon2.html



まず、選定する商品は、Amazonの中でも説明が丁寧だったICANカーボンより。

ICAN 21mm幅 50mm深 カーボンクリンチャー ホイールセット CNスポーク 黒い 1ペア
セール品: ¥47,561 + ¥6,098 の配送料
50mm カーボンリム
すべてのラウンド
空気力学的なデザイン
軽量ロードバイクハブ。
最軽量
横風が吹くとき,良好な安定性。
ライダーのためのとして, これは最良の選択
空力の利点があります, また, 軽いのでクライミングと加速するのは簡単に完成します。
これはライダーのためすべての周りののための最良の選択です。
フルカーボンクリンチャー
高強度カーボン。
最新のカーボン成形技術を使用して,強いカーボンのリムができます。
重要部位がその他の部品よりも強いです(約73%)。
それで,このリムは非常に軽く、正の制動性能、高い耐久性です。
21mm 幅のリム,空気力学が増加した
21mm 幅さについて,利点:均一な気流をメイキング,タイヤの先端に空気力のバランスを取ります。
フラット スポーク ホイールの安定性が強くなります。
空力スピードが改善されまします。
適したモデル: ロードバイク,シクロクロスバイク,トライアスロンバイク、タイムトライアルバイク
自動翻訳のためか日本語にやや難があるものの、これはかなりマシな部類であろう。

2015年7月27日

Panaonicクロモリバイク「ORC18」試乗インプレ

最新バイクばかり触手を伸ばしてきたフィクションサイクルが、実は密かに試乗を熱望していたのがクロモリバイクだ。
今回は日本の伝統的自転車メーカーであるパナソニック製のクロモリバイク「ORC18」の試乗インプレの機会を得たため、そのレポートをお届けしたい。

Panaonic ORC18

ORC18は一見クラシカルなバイクに見えるが十分にレースで闘えるスチールバイクだ。
クロムモリブデン鋼にニッケルを加えることで粘りをもたせたニッケルクロモリチュービング。
この粘りは時に硬く感じるかもしれないが、薄肉化することでしなりを持たせ、絶妙なバネ感を発揮する。
また、安定感と振動吸収に優れたオーバーサイズステムのオリジナルカーボンモノコックフォークを採用。
フレームセットでは、電動シフター・シマノDi2専用フレームが選択可能。クロモリ特有の乗り味と率直な操作性を体感していただきたい。
http://cycle.panasonic.jp/products/pos/custom_order/

2015年7月24日

「ICAN」カーボンホイールラインナップの分析

海外や国内、現物を確認できないネット通販で失敗しないために、できる限り情報を収集するのはお買い物の鉄則である。
特に俗に「中華カーボン」と呼ばれるキワモノの場合は。

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その①
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon.html

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その②
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon2.html

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その③
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon3.html


今回は「ICANIMUST」という中国メーカーからのカーボンホイールを取り寄せるためのシミュレーションをしてみたいと思う。

まずは正面から

http://www.icanbikes.com/

なかなかよく出来たHPである。

ちなみに「ICAN」というブランドは存在するが、「IMUST」というブランドは存在しない。
「IMUST」は2012年頃に「Miracle bike」というブランドを扱っていたが、現在は「ICAN」を販売しているようだ。

2015年7月23日

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その②

「カーボンホイールをAmazonで買ってみよう」というタイトルで始めてみたが、まずはこのあたりをご覧いただきたい。

前回
カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その①
http://fiction-cycles.blogspot.jp/2015/07/amazon.html



こちらは中国は廈門市(アモイ)のYoeleo Sportsのオフィシャル宣伝動画である。
通販サイトも英語だが日本への発送をしてくれるようだ。
http://www.yoeleobike.com/700c-23mm-carbon-clincher-50mm-wheels.html#

ここは自分好みのセミオーダーも可能で、かなり細かい指定ができる。

2015年7月22日

カーボンホイールをAmazonで買ってみよう その①

こんなタイトルを自転車屋が書くとは、身内や同業者から批判が出そうな気もするが、スペックを読む限り有名ブランドのカーボンホイールとどこが違うのか、はやり販売店としては確認しておかなければならない。
という言い訳を用意しつつ、レビューをおこなってみたいと思う。


世の中では「中華カーボン」という言葉が流行り始めたのはもう5年以上前のことだろうか
中国製品といえば、“安かろう悪かろう”というのはもはや過去の話であり、有名ブランドが揃ってOEM、ODMを台湾、中国にお願いしているうちに、あちらでもずいぶん立派なものが作れるようになったのは間違いない事実である。

2015年2月27日

Albelt-E

ついに全国に向け出荷が開始されたブリヂストンサイクルの「アルベルトe」
かつてはサンヨーが発売していたオーソドックスなフロントモーターにブリヂストンお得意のベルトドライブの組み合わせ・・・
と実車を見るまで既成感が拭えなかったのだが、実はこの「アルベルトe」の完成度はそんな甘い思い込みを見事に裏切ってくれるものだった。


「今度当社でもオリジナルの電動アシスト自転車を販売するんで、ぜひ試乗車を置いてくださいよ」
こんな担当セールスの口説き文句は全国の自転車店店主の耳にも新しいところだろう。
正直なところ、独自で新規に始めたと聞くと、トラブルの危惧や、既成メーカーに劣るのではないかと、内心様子見しようかと思ってたところだった。

しかし実際の商品が届いてみれば、ブリヂストンが新ユニットにかける執念が、中途半端なものでないことはすぐに分かった。
主なスペックはプレス発表でも出ていたし、新車説明会では試乗車も出ていたので、大体の内容は理解しているつもりではあったが、今回は組立→試走→分解の工程を経て、ようやくその凄さが飲み込めてきたのだ。

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