2011年10月3日

Brooks(ブルックス) B17 Standard [Honey]





















ブルックス・イングランド(Brooks England )は1866年バーミンガムで創立された革サドルメーカーである。牛革を使う一枚の革を圧縮成形して製造する。革サドルを製造するメーカーとして現存している希有な会社。当初は馬具から始まり、全盛期は自転車のサドルのみならず、モーターサイクル用のサドルも手掛けた。定番モデルとしてB-17、プロフェッショナルなどがある。クラシックなサドルとして見られがちだが、近年ではサドルのレール部分をチタンにする軽量モデルも製造している。

革のサドルといえばブルックスだろう。
もはや代名詞とも言えるほど、唯一無二の存在となってしまった。

この時代を感じる革サドルだが、実はどんな自転車だろうと、そつなく似合ってしまうのだ。
カーボンモノコックにバリバリのスポンサーカラーではややきついが、そんなときでもSwallow(スワロー)の守備範囲の広さに驚くことだろう。

さらに使えば使い込むほど味が出て、自分の形にあったサドルに変化するというのだから、一度は使ってみてもいいんではないかと思う。
気になるお値段はB17スタンダードで1万円弱ほど。
レーサーの軽量サドルよりかは、よっぽど良心的な価格だ。


ただし欠点がないわけでもない。
それは重量の問題だ。

サドル(シート)は自転車の部位としてもっとも高い位置にあるため、ダンシング時などの事を考え、特に軽いほうが良いとされている。

サドル(シート)の大まかな重量と区分

120g以下:超軽量サドル、ヒルクライム用、乗り心地は完全無視。
120~180g:軽量サドル、シートレールにカーボンorチタン採用、デザインは一般と同じ。
180~250g:レース用サドル、軽さとクッション性を両立。
250~350g:ロングライド、トレイル、レディース、MTBレース、クッション性を重視。
350g以上:クッション性重視、デザイン重視のスチールレール、廉価版サドル、革サドル。

以上は勝手なイメージで区分けしたが、革サドルでは、もっとも高価で軽量とされるスワローのチタンレールでも360gとなっている。

Brooks B17 Standard



















そしてB17スタンダードにおいては実測503gと重量級の部類となっている。
(ちなみにB17のメーカー公表値は520gで17g軽い結果に)

Brooks B17 Standard  カラー:ブラック/ハニー

フィクション価格 ¥14,500(税込) 

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